瀟木子 - Sho Bok Si - とは20年前に恩人が私に名付けてくれた雅号で、「洒落た木の細工をする者」という意味が込められています。
主に木材を加工するのは<さかいあつし>と同じなのですが、暮らしを引き立てる道具作りという視点からは少し距離を置き、<瀟木子>では日常風景の中の心動く断片を形にした作品を発表してまいります。
私なりの考えでは、
デザインは問題解決の手法。
アートは問題提起の手法。
そしてクラフトは存在提起の手法。
だと捉えています。
<さかいあつし>はクラフトの立ち位置からデザインを臨む作品を発表していく一方で、<瀟木子>は工芸の立ち位置から美術を臨む作品を発表していきます。